白色申告をするためにすべきことは何ですか?

特別な事前の届け出は必要なし

確定申告で白色申告をするのに、税務署等に必要な事前の届け出はありません。白色申告は、複式簿記を付けるのが面倒な自営業者やフリーランスの方や、1月から12月の会計年度として、1年の途中の時期に個人事業を始めた人が選択することが多い方法です。赤字の繰り越しや特別控除の特典を受けることは難しいですが、青色申告と比較して手軽に行えます。確定申告が行われる2月中旬から3月中旬に、事業をしている場所の管轄の税務署に申告書の提出をします。申告会場に出向いても、郵送でも構いません。申告書を入手するには税務署に出向く、国税庁のサイトからダウンロードするか、作成して印刷する方法も利用しやすいでしょう。条件が揃っていれば、サイトから送信して直接申告することも可能です。

白色申告でも帳簿の作成は必要

白色申告は、以前は一昨年や昨年度の所得が300万円を超えないのであれば、帳簿の作成義務はありませんでした。しかし、2014年の1月から法令が改正され、単式帳簿の記入と関連する書類の保存を7年間とすることが義務化されたのです。帳簿と言っても、青色申告のような高度な複式簿記ではなく、家計簿のような形式で構いません。事業の売上や収入、事業にかかった費用や仕入について、取引があった年月日ごとに記載し、取引の名前と金額が分かるように記載します。消耗品や事務用品のように細々とした物を同じ日に購入したのであれば、取引の相手先を分かるように、まとめて合算した金額で記帳しても構いません。詳細が分かるレシート等を、日付順に用紙に貼って綴じて保管しておくと分かりやすいでしょう。きちんとまとめておくと、白色の確定申告に添付する収支内訳書の書類を作成が、非常に楽になります。

帳簿を作るのに手間をかけたくない場合

白色申告用の帳簿を作成するのに、市販の出納帳や台帳を利用して手書きで行うこともできますが、経理事務の経験がある方でないと混乱してしまいがちです。表計算ソフトを利用して計算ができるダウンロードプログラムや、テンプレートを利用するか、白色申告用の会計ソフトを利用することをお勧めします。特に、会計ソフトの場合は、入力されたデータから集計して確定申告書や収支内訳書の作成までができることがあります。1つのデータを入力すれば、個別に出納帳や台帳の記入をする必要はなく、ボタン1つで抽出や集計ができますので使いやすいでしょう。

白色申告とは、確定申告の申告方法の1つになります。書類の申請が不要で、節税効果が低いです。サラリーマンで、医療費控除を受ける場合や、副業の儲けで確定申告をする場合は、こちらでの申告になります。